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今回の物件は賃貸物件です。東京メトロ東西線門前仲町駅から徒歩1分の好立地、SOHO、単身もしくは2人住まいの若者がターゲットとなります。
プランニングで大切なのは費用対効果です。
掛ける費用と満足感を確かめながらプランニングを繰り返していきます。 |
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第1回 プラン提案 |
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玄関からキッチンをウエルカムエリアとして中心に構え、南側をフリースペース(リビング・寝室)、北側をサニタリースペースにゾーニングしました。
フリースペースのインテリアはコンクリート塗装天井にライティングレール照明でロフト感覚に。キッチンは床を硬質ビニルタイル、天井はフリースペースより1段低くして視覚的に間仕切ります。サニタリーはスッキリ・ゆったりのワンルームタイプ。
収納はキャスター式の移動クローゼットを装備し、フリースペースを簡単に自分仕様にすることができます。
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第2回 プラン提案 |
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第1回プランをベースに収納の充実とコストダウンをしたプランです。
収納を壁面に造り付けにすることでほぼ同コストで収納量を大幅に増やし、さらに入居者の家具購入の負担を減らすことができます。
コストダウン項目として、水廻りを既存間取りのままとして機器のみ交換としました。これで約20万円のコストダウンになります。 |
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最終 プラン提案 |
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大幅なプラン変更です。賃貸事業として更なるコストダウンが必要となりました。条件は基本コンセプトを崩さずにコストダウンすることです。
コストダウンの基本は既存部分の流用です。そこで、今回は押入・物入・間仕切りを極力流用するプランに変更しました。
間取りはワンルームを踏襲しつつ、玄関ホールを設けることで賃貸物件として受け入れやすいプランとしながらも、フリースペースとキッチンは間仕切りを設けず視覚的にゾーン分けしました。
コスト面から、フリースペースの天井もコンクリート塗装ではなく既存天井の流用になりましたが、ライティングレールを設けることでアクセントをつけています。キッチンもワンサイズダウンしました。
以上で第2回プランから約25万円のコストダウンになります。 |
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次回レポートは「インテリアコーディネート」です。部屋のイメージを左右する内装仕上げ材の選定とカラーリングをレポートします。 |
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